この事例の依頼主
60代 男性
相談前の状況
ご依頼主様は,中堅企業の代表取締役です。株主である親族から,株式の帰属が争点となる訴訟を提起されました。敗訴した場合には,会社支配権を親族に奪われることとなる訴訟でした。当事務所にご依頼をいただき,訴訟や株主総会等に対応することとなりました。
解決への流れ
予兆もなく,突如として,親族が敵対してきたため,ご依頼主様は非常に困惑しておられました。夜間にご相談のお電話をいただきましたが,在所していた弁護士がいたため,すぐにご相談をお受けすることとしました。訴訟に関しては,敗訴の場合のリスクが非常に大きいため,ご依頼者様と協議の上,できる限り慎重に進めました。敵対してきた親族は,株主でしたので,訴訟とは別に,株主総会での対応が必要となりました。株主総会では,やはり敵対的な質問などが繰り返され,開会から閉会まで何時間もかかりましたが,手続に不備もなく,無難に開催することができました。関連して複数の訴訟が提起されましたが,最終的に,敵対してきた複数の親族を会社から完全に排除する形での和解が成立しました。
当事務所は,すぐに行動することを心がけておりますので,ご相談のお電話をいただいて,すぐに対応できたことについて,当事務所としては非常に誇らしく感じています。いわゆる同族企業の場合,株主総会・取締役会を開催していなかったり,株主名簿がなかったりすることも多いのですが,ご依頼者様の会社では,いずれも適式に行われていましたので,弁護士としては助かりました。もし,不備があれば,敵対的な株主からつけ込まれることになります。和解にあたって,解決金をお支払いいただくことになりましたが,ご依頼者様に喜んでいただける金額になったと思います。顧問契約を締結していただき,末永くお付き合いいただきたいと言っていただけたことは,弁護士として非常にうれしく思っています。