この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
従業員に対して不利益な処分を行ったところ,従業員が非常に強力な労働組合に加入し,その労働組合から団体交渉申入書が届きました。団体交渉を何度か行ったところ,労働組合の街宣車が会社周辺などに現れて街宣活動を行う様になりました。団体交渉でも,労働組合からは,非常に強い語気で発言され,会社側は萎縮しています。
解決への流れ
まずは,弁護士が団体交渉に立ち会うようにしました。また,街宣車による街宣活動については,違法と言えそうな街宣活動がありましたので,街宣活動を禁止する仮処分を申し立てることにしました。さらに,従業員に対する処分に関して,会社側から裁判を行い,裁判所の判断を仰ぐことにしました。
労働事件は,一般的に会社側が弱い立場になります。団体交渉では,会社側の言い分を主張しつつ,労働組合と折り合えるところは折り合い,着地点を探すようにしました。こちらから積極的に仮処分等の法的手段を採っていったことが原因がどうかはわかりませんが,徐々に相手の態度は軟化し,従業員に対する処分について,会社の言い分が通る内容で合意が成立しました。非常に強力な労働組合が相手方となりましたが,ご依頼者様に満足していただけたと思います。