この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
依頼者は,昔,数社から借入れをして多重債務に陥っており,支払いを滞納していた時期がありました。生活が改善され,ほぼすべての借金は完済しましたが,業者名が変わり振込先が分からなかった業者への支払いを失念してしまいました。支払いを滞ってから15年以上経過した後,社名が幾度も変わったその業者から長年の遅延損害金も付した多額の貸金請求訴訟を提起されました。
解決への流れ
長年,支払いをしていなかったため,借金は時効となっていました。弁護士が相手業者に介入したところ,すぐに訴えは取り下げられました。弁護士の方で,借金が時効となっていることを相手業者と確認し,時効で借金がなくなっている旨の通知を行いました。これにより,請求されていた多額の借金は支払う必要がなくなりました。
近年,経営に苦しんでいる中小企業の貸金業者が,長期間支払いが行われていなかった債権について,時効と分かっていながら,大量に裁判所へ貸金訴訟を提起しております。裁判所から通知が届いているにもかかわらず,放置してしまうと,相手の言い分がそのまま認められ,長年の遅延損害金も付した(自身が昔に借り入れた額の何倍もの)多額の借金を支払わなければならなくなる可能性があります。裁判所から通知が届いた場合は,放置せず,至急弁護士に相談してください。