この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
中古車検索サイトでアメリカの中古車(アメ車)を見つけ、数百万円で購入されました。走行距離数千キロのはずが見えないところに多数の傷があり不信に思っていました。そうしたときに、他の中古車業者に見てもらったところ、アメリカでのオークションの時点の走行距離が10万キロ以上だったことが分かりました。
解決への流れ
受任の上、購入された中古車業者に、消費者契約法に基づく取消(不実告知、4条1項)を主張する書面を送付しました。その上で、購入した中古車業者と交渉しました。業者はメーター巻き戻しを否定していましたが、交渉の結果、車両本体価格以上の金額を取り戻しました。
裁判も検討しましたが、メーター巻き戻しを立証するのは困難であり、早期解決の点からも依頼者の意向に従い示談しました。アメリカでは、VINという17桁の記号で自動車は全て管理されており、VINを追跡することで履歴を調べるサービスを提供している機関があります。代表的なのが「CarFAX」「AutoCheck」です。アメ車を購入するときには、業者からVINを知らせてもらい、これらの機関で自分でチェックするのが大事です。