犯罪・刑事事件の解決事例

老人ホームの建築瑕疵に関する訴訟

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榊 研司 弁護士が解決
所属事務所神奈川中央法律事務所
所在地神奈川県 横浜市中区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

老人ホームの新築工事を発注した社会福祉法人からのご相談です。工事の進捗がかなり遅れ,工期も2月以上延長されたので,後半はかなりドタバタして施工がされ,色々と問題が生じました。撮るべき施工写真が存在せず,必要な検査や施工をしたのかという疑念や,施工精度の低さによる手直しの多さから来る疑念がありました。主な不具合である雨漏りの他にも小さな不具合が多数存在しました。請負代金の支払いの一部を保留し,不具合の補修や今後の保証等の話し合いを行いましたが,何も問題はないという建設会社の態度により話し合いは不調に終わり,相手方の建設会社から請負代金支払請求の裁判が起こされました。

解決への流れ

建設会社からの請負代金支払請求訴訟に対して,修補請求の反訴を行いました。雨漏りをはじめとする瑕疵(契約不適合)についてできるだけ原因を調査し,補修を求めました。最終的に,瑕疵(契約不適合)の一部を補修し,残りを金銭賠償とし,将来的に生じた瑕疵(契約不適合)については誠実に対応するという内容で和解をしました。

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榊 研司 弁護士からのコメント

瑕疵(契約不適合)の原因調査や補修には時間がかかります。また,建設会社も瑕疵の補修についてなかなか積極的には対応しません。そのため,解決にはどうしても時間がかかってしまいます。本件では,請負代金の一部の支払いを保留することで,建設会社に瑕疵(契約不適合)への対応を促しました。